学術論文

基本情報

氏名 竹林 栄治
氏名(カナ) タケバヤシ エイジ
氏名(英語) Takebayashi Eiji

著書,学術論文等の名称

19世紀前半バーデン大公国広軌鉄道の軌道構造-システム選択における鉄道技師ブルネルの影響について―

単著・共著の別

単著

発行又は発表の年月

2020/11

発行予定

 

発行所,発表雑誌等又は発表学会等の名称

社会経済史学(査読あり)

巻・号

第86巻3号

掲載ページ

51~71

概要

査読付き論文。19 世紀前半のバーデン大公国広軌鉄道は、1.6 メートル(5 英フィート 3 インチ)の広軌に対応した軌道構造を選択した。鉄道システムの受容において軌間選択と軌道構造の選択は密接に関連していたにもかかわらず、従来のバーデン広軌鉄道史ではこの観点からの考察がほとんど行われなかった。そこで本稿では、従来研究蓄積の乏しかった技術史的視点すなわち軌道構造選択の観点から、19 世紀前半のバーデン広軌鉄道を考察した。とりわけ橋形軌条と縦列枕木という軌道構造の選択の経緯とその根拠、軌道構造の変更を実証的に明らかにした。加えて、当時の鉄道技術の国際的趨勢ならびに英の著名な鉄道技師ブルネル(Brunel)の影響を考慮した。このような考察により、バーデン広軌鉄道の軌道システムの選択の合理性が示されるとともに、システム導入時の技術情報の収集・分析活動およびその問題点も明らかになった。(21頁)