学術論文

基本情報

氏名 末広 菜穂子
氏名(カナ) スエヒロ ナホコ
氏名(英語) Suehiro Nahoko

著書,学術論文等の名称

中世ヨーロッパにおける結婚と女性-D.Herlihy の研究によせて-

単著・共著の別

単著

発行又は発表の年月

1988/11

発行予定

 

発行所,発表雑誌等又は発表学会等の名称

比較家族史研究

巻・号

第3号

掲載ページ

65~74

概要

ヨーロッパ中世においては、結婚条件が女性にとって不利に変化し、女性は早期に結婚し、多額の持参金を負担することとなった。特に、結婚時における資金の流れを分析した Herlihyの研究に注目し、男女数のバランスという彼の人口史的アプローチを紹介し、さらに経済的側面からの検討を加えた。家父長制強化により財産を維持せんとする当時の家族世帯の財産戦略から女性が排除され、全般的に女性が経済的・社会的地位を低下させ、生活の維持のため、結婚への依存度を増したことがさらなる結婚条件の悪化を加速させ、良妻賢母を賞揚する女性観の固定化をも生み出すこととなったのである。(10頁)