学術論文

基本情報

氏名 末広 菜穂子
氏名(カナ) スエヒロ ナホコ
氏名(英語) Suehiro Nahoko

著書,学術論文等の名称

ヨーロッパ中世の結婚と家族世帯-D.Herlihyの仮説 をめぐって-

単著・共著の別

単著

発行又は発表の年月

1987/12

発行予定

 

発行所,発表雑誌等又は発表学会等の名称

広島経済大学経済研究論集

巻・号

第10巻第4号

掲載ページ

185~203

概要

古代から中世にかけてのヨーロッパの家族と世帯についての概念の変化をたどり、中世ヨーロッパの家族像を、結婚条件、世帯構造、世帯規模、精神生活の諸側面からとらえる。家族概念は、古代、中世、近代の各時代における社会・経済環境の変化とともに変化してきた。特に、中世中期より女性側に対し早婚と高額な持参金、結婚後の財産権の縮小など、不利な結婚条件が課されるようになり、家父長的な色合いの濃い家族システムが中世末から近代にかけて形成されてゆくこととなる。一夫一婦制と異族結婚の原則の導入により、中世の家族世帯はかつてより均質化した規模と構造を示すが、相続慣行や職業、そしてとりわけ富の有無によりかなりのばらつきが見られる。(19頁)