学術論文

基本情報

氏名 末広 菜穂子
氏名(カナ) スエヒロ ナホコ
氏名(英語) Suehiro Nahoko

著書,学術論文等の名称

19世紀フランスにおける主婦の経済観念

単著・共著の別

単著

発行又は発表の年月

1999/09

発行予定

 

発行所,発表雑誌等又は発表学会等の名称

広島経済大学経済研究論集

巻・号

第22巻第2号

掲載ページ

25~43

概要

19世紀のフランスにおいて主婦を対象として出版された家政書を手がかりに、主婦の家庭内での役割変化、とりわけ、主婦と家計管理の関わりについて考察した。家政書においては、主婦の家庭における道徳的役割が強調され、衛生・教育・消費の管理者として家庭の秩序を保つことが期待されていた。経済的管理者としての主婦は、従来と同様、倹約によって家計に貢献することが求められていたが、消費社会の成長しつつあるこの時代、活発な消費行為への警戒心からか、家庭経済の管理はより緻密なものとなり、重要な役割として主婦に委ねられることになる。主婦の側には、その責任の重さゆえのとまどいやためらが見られるが、経済の管理を通して、主婦の経済への関わりは否応なく強められていったと考えられる。(19頁)