学術論文

基本情報

氏名 田辺 洋子
氏名(カナ) タナベ ヨウコ
氏名(英語) Tanabe Yoko

著書,学術論文等の名称

“Prelude”と“At the Bay”における Linda Burnell と「笑い」について

単著・共著の別

単著

発行又は発表の年月

1985/12

発行予定

 

発行所,発表雑誌等又は発表学会等の名称

広島経済大学研究論集

巻・号

第8巻第3号

掲載ページ

37~55

概要

K.Mansfield の“Prelude”と“At the Bay”の二作品は制作年代に四年の隔たりはあるが、内容的には連続したものと見なすことができる。本論では両作品を通じて、作者の母をモデルにしたと思われるL.Burnell に焦点を置き、彼女の精神的成長を跡づけることを試みるが、その変化は彼女の「笑い」の質的変化に端的に現れているようだ。人生に対して冷笑的で幻想の世界へ逃避しがちだった彼女は、次第に囚われの身としての人間への共感に目覚める。そのような彼女の人生への肯定的な意識は“At the Bay”の最後で彼女が夫や子供に対して初めて見せる “smile”に如実に示されている。