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Basic information

Name Ogasawara Rei

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経常収支調整の論理と国際通貨制度 -不均衡調整を巡るマッキノン氏とクルーグマン氏の論争を中心に-

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1994-03

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九州大学大学院経済学研究科修士論文

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1980年代の米国の巨額の貿易赤字の創出及び対外純債務国化は、ドルの不安定性を引き起こすことを通じて、ドル依存型の国際通貨制度のあり方に大きな疑問を提起した。この問題に対しP.クルーグマンは、為替調整によって貿易(経常)収支不均衡を調整する必要性を説き、R.マッキノンは国際貯蓄移転論の立場から、日本、米国、ドイツの固定相場制への復帰と公的準備通貨としてのドル保有の存続の必要性を主張した。両者の対立の背後には、リアル経済における攪乱への対応を優先課題と捉えるケインズ的見解と貨幣的安定性を確立することを通貨当局の唯一の政策課題と考えるマネタリズム(国際マネタリズム)の考え方との対立がある。しかし確認しておくべき点は、両者がともに為替レートを国際的に管理することの必要性を主張していること及び為替レートの管理方法により国際通貨制度のあり方が強く規定されることを示したことである。ドルを中心的な準備通貨とし、ドルによる決済システムに依存し続ける東アジアが直面する対米貿易不均衡問題は、同地域の地域的通貨システム形成との関連性から捉えていく必要がある。