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Basic information

Name Kajiwara Eiji

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照応形の束縛に基づいたかき混ぜの派生について

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2013-03

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広島経済大学研究論集

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第35巻4号

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99~114

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本論文では,照応形の束縛という観点からかき混ぜを分析した。先行研究でよく用いられる例文のインフォーマントチェックを行った結果,長距離かき混ぜにおいても,かき混ぜされた名詞句が照応形の束縛子になり,照応形を束縛する解釈を認める話者がいることが分かった。この結果に基づいて,かき混ぜの派生を多重指定部構造を用いて説明した。かき混ぜに二種類の派生を認めることによって,先行研究の判断とインフォーマントの判断を説明することができることを示した。